ミス・ユニバース2007の森理世が13日、東京・六本木ヒルズで、「ムービープラス」と「LaLa TV」、「ELLE JAPON」が主催する第17回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『シェルブールの雨傘』(1964年 ジャック・ドゥミ監督)の特別上映会&パーティーに出席した。

『シェルブールの雨傘』の特別上映会に出席した森理世

同イベントは、フランスで開催中の第63回カンヌ映画祭に合わせて行われ、森は、カンヌ国際映画祭最高賞のパルム・ドール受賞者に与えられるトロフィーの制作を手掛ける「ショパール」の総額1億6700万円の豪華ジュエリーを身につけて登場。「いろんな意味で重たいです(笑)。今、ドキドキしています。高価でデザインが本当に美しいので、身につけるだけで1分前の自分よりも美しくなった気がします。ずっと身につけていたいですね(笑)」と緊張しながらも笑顔を見せ、招待客からはため息が漏れた。

カンヌと姉妹都市である静岡県静岡市出身の森。同市で開催中の映画イベント「シズオカ×カンヌウィーク2010」のスペシャルサポーターも務めることについて、ミス・ユニバース時代にカンヌ映画祭に招待されたという経験から、「カンヌの街並みが静岡と似ているところがたくさんあると思っていたので、私の印象は合っていたんですね。光栄です」とニッコリ。また、現在はダンスの講師も務めるだけに、ミュージカル映画が大好きだと語り、「歌って踊れるキャサリン・ゼタ・ジョーンズさんが好き。わたしが長身なので背の高い女優さんが好きなのかな」と照れ笑い。ミュージカル映画『シェルブールの雨傘』については、「幼い頃に見たときは、戦争が描かれていて“恐い”と思ったんですが、大人になってもう一度見ると、人間が愛し合って、ひかれあう部分が勉強になった。映画は全世界の人々に、言葉を超えて強いメッセージを込めることができるものだと思う」と見どころを語っていた。

ショパールの総額1億6,700万円のネックレス、ピアス、リングのジュエリーと、イタリアの人気ブランド「アルベルタ フェレッティ」の2010年春・夏コレクションのドレスと靴を身に着けて登場

トークショーと特別上映会が行われた六本木ヒルズ・森タワー49階のパーティー会場には、東京を一望する夜景の中、ショパールの貴重なジュエリーコレクションを展示された

映画『シェルブールの雨傘』は、CSエンターテイメントチャンネル「LaLa TV」で7月2日に放送するほか、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」でも今秋放送予定。