Cypress Semiconductorは、同社のタッチスクリーン「TrueTouch」およびLINに対応するタッチセンシングコントローラ「CapSense」が自動車品質規格「AEC-Q100」に適合したことを発表した。

自動車品質規格に適合した「TrueTouch」および「CapSense」

いずれも同社のPSoCアーキテクチャに基づくもので、同タッチスクリーンソリューションは業界で初めて自動車品質規格に適合したものとなったほか、同コントローラではアナログリソースとLIN通信サポートを組み合わせることが可能となる。そのため、このデバイスは、LINバス上で通信しながらアナログおよび静電容量式タッチセンサ入力と連動し、バックライトLEDと触覚アクチュエータを制御するのに最適なシステムコントローラになるという。

また、同社は、中国のファウンドリGrace Semiconductor Manufacturingが、AEC-Q100およびISO/TS 16949品質管理規格に準拠し、Cypressの無欠陥製造システムにしたがって車載グレードのCapSenseコントローラを製造する認定を受けたことも明らかにしている。