GCC 4.5.0登場、C++0xサポート改善

    後藤大地  [2010/04/19]

    The GNU Compiler Collection

    14日(米国時間)、GCCの最新版となるGCC 4.5.0がリリースされた。GCC 4.4.0のリリースから1年経てのメジャーアップグレードバージョンとなる。バグ修正や最適化の改善以外にも新機能の追加や新しいアーキテクチャのサポートが実現されている。アクティブではない移植に対しては同バージョンで非推奨が指示されており、次のメジャーアップグレードバージョンではサポートの廃止が予定されている。GCC 4.5.0における主な特徴は次のとおり。

    GCC 4.5.0の特徴
    C++0xサポートの改善 (ラムダ式のサポート、explicit方変換処理のサポート、raw stringのサポート)。
    libstdc++ランタイムライブラリへプロファイルモードの追加。
    コンパイル時により複雑な算術を最適化処理するためにMPCライブラリを使用。
    Graphite最適化処理における自動並列化機能の統合。
    新しいARMプロセッサ(ARM Cortex-M0、Cortex-A5、v7E-M)のサポート。
    古いシステムおよびメンテナンスや試験が実施されていない移植サポートの非推奨化。IRIX 6.5よりも前のリリースバージョン、Solaris 7系、Tru64 UNIX V5.1よりも前のリリースバージョンなど。動きがなければ次のリリースではサポートを完全に廃止予定。

    この新しいバージョンのGCCはUbuntu 10.10やFedora 14など新しいディストリビューションで採用されることになる見通し。

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