日本航空(以下JAL)は15日、同社Webサイトで国際線の予約変更が航空券発券後に行える新予約変更・発券サービスを開始した。同サービスは、旅行開始前に加えて日本出発後の旅行中でも、パソコンと通信回線が揃う環境であれば、帰国便を希望の日付に変更できるというもの。

日本航空機体イメージ

同社では従来、変更する際に「JAL国際線予約(日本・海外支店)」まで電話をかけるか、空港に早めに行く必要があったが、これにより滞在先のホテルなどで簡単に変更が可能となった。利用条件は、同社Webサイトで購入した予約変更可能な運賃のeチケット、および支払い手段がクレジットカードまたはJAL IC利用クーポンで発券された航空券であること。

旅行開始後の変更手続きは、次回搭乗便の出発24時間前までに手続きを開始し、同23時間前までに完了する必要がある。変更後の便として選べるものは、出発時刻が手続きの72時間より先の便になるとのこと。また、同サービスでは運賃額の増減による航空券の交換発行の際も発券手数料は不要なほか、見積書や電子領収書の発行も可能という。

このほか同社は、予約変更ができない制限付き航空券の払戻しと新しい航空券の購入を同時に行う際に、払戻額を購入する航空券に充当できるサービスも開始している。