東芝、新エンジンとLEDバックライト採用のREGZA上位モデル Z1シリーズ

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東芝、新エンジンとLEDバックライト採用のREGZA上位モデル Z1シリーズ

村田修  [2010/04/14]

東芝は14日、液晶テレビREGZAの新シリーズ「Z1」を発表した。ラインナップは、55V型の55Z1、47V型の47Z1、42V型の42Z1、37V型の37Z1の4モデル。発売は、55Z1/47Z1が6月下旬、42Z1/37Z1は6月上旬を予定している。価格はオープンで、市場価格は、55Z1が48万円前後、47Z1が38万円前後、42Z1が30万円前後、37Z1が25万円前後と予想される。

新世代レグザエンジンDUO、LEDバックライト、3デジタルチューナーなどを採用する、ノーマルREGZAの最上級グレード「Z1」シリーズ

Z1シリーズは、同社の液晶テレビとしては CELL REGZAに次ぐ ハイグレードモデル。もちろん、CELL REGZAで培われたさまざまな技術が取り込まれている。まず、LEDバックライトの採用。LEDの配置はエッジライト方式を採用しているが、複数のブロックにエリア分けをすることで、ダイナミックコントラストは200万:1にまで引き上げられている。

REGZAの特徴の一つとなっている超解像技術は、「レゾリューションプラス4」へと進歩。従来のレゾリューションプラス3に、映像の近似した部分を抽出し、重ね合わせることで、より正確な映像を作り出す、自己合同性型超解像度技術を追加したものだ。これもCELL REGZAに採用されている技術だ。

今回発表されたRE1/HE1の2シリーズでは、新世代レグザエンジンが採用されているが、これは従来の映像エンジン「メタブレイン」シリーズに、レゾリューションプラス4と3次元カラーマネージメント、LEDコントロールシステムを追加し、さらに動作クロックを333MHzから533MHzに引き上げることで、レスポンスを向上させたもの。また、超解像度スケーラーは、従来は別チップになっていたが、新世代レグザエンジンでは、この部分も含めて1チップ化されており、バス幅の影響を排除、より高速な動作を可能としている。別基板となっている3Dカラーマネージメントなどの高画質化回路は、従来は14ビットの精度だったが、新エンジンでは16ビットと、より高精度なものとなっている。

Z1に採用されている新世代レグザエンジンDUOでは、この新世代レグザエンジンにMPEG圧縮フレーム型超解像度技術が加えられている。MPEGファイルには、Iフレーム/Bフレーム/Pフレームの3種類のフレームが用いられている。Iフレームは、約0.5秒に1枚現れる基準になるフレームで、その他のフレームは、おもに、そこからの差分情報で構成されている。MPEG圧縮フレーム型超解像度技術は、各フレームの特性に合わせた超解像処理を行うことで、フレームごとのちらつきや、ノイズの発生を抑えるというものだ。

より高速化され、高画質化以外の部分でのレスポンス向上も図られている「新世代レグザエンジンDUO」

別基板の高画質化回路は16bit処理に

また、Z1シリーズでは、録画機能も充実。本体にはHDDを内蔵していないが、USB接続タイプのHDDを最大で4台まで同時接続可能(ハブ使用時)。また、LAN接続のHDDにも対応する。デジタルチューナーは3基搭載しており、番組を視聴中でも、2番組同時録画が可能だ。さらに、同社のレコーダーVARDIAに採用されている「マジックチャプター」機能を搭載。番組を録画中に自動的にチャプターを振り、録画したタイトルから、CMを除いた本編だけのプレイリストを自動生成することが可能だ。さらに、CM前と後の重複部分も、自動的にカットすることが可能となっている。録画予約は、番組表から行うが、この番組表も「レグザ番組表ファン2」へと改良。番組のジャンルによる色分けだけでなく、録画予約済みのタイトルでは、番組の左側に赤いラインが表示されるなど、一目で分かりやすくなっている。さらに、映像エンジンの高速化により、従来は約2.8秒かかった番組表の表示が、約1.8秒へと短縮されている。

また、映像エンジンの高速化は、「ゲームダイレクト」の機能も向上させている。レグザシリーズでは、従来より、ゲーム機を接続した際に、遅延時間を抑えることで、より快適なプレイを実現すると「ゲームダイレクト」機能が搭載されていた。Z1シリーズでは、これに改良を加えた「ゲームダイレクト2」を搭載。遅延時間は、ほぼそのままに、画面のスケーリング処理と、超解像度処理を加えることが可能となっている。

オーディオ面でも、新たな試みが加えられている。ボイスコイルにCCAW(銅の皮膜が付けられたアルミワイヤー、通常の導線に比べて軽量化が可能)を採用したユニット(3.5cm×16cm)を開発。42/37Z1ではフルレンジユニットとして、55/47Z1ではウーファーとして採用している(55/47Z1では、ネオジウムマグネットを使用した2cmソフトドームツイーターとの2way構成)。また従来は、スピーカーの存在を見せないデザインを採用していたのだが(開口部がサイドに配置されていた)、新モデルでは、開口部を前面に配置、デザインだけでなく、音にも気を使った設計となっている。さらに、周波数特性をフラットに近づける音響パワーイコライジング技術「CONEQ」も採用している。

ネットワーク関係では、「アクトビラビデオ・フル」や「テレビ版Yahoo! JAPAN」などといったコンテンツにも対応しているだけでなく、DLNAのクライアントを搭載。映像/写真だけでなく、音楽コンテンツのストリーミング再生も可能となった。さらに、Windows 7のDMC/DMSにも対応。リモート再生機能で、PC側からZ1へ、ネットワーク経由でコンテンツを表示させることも可能となっている。

新開発のスピーカーユニット

従来とは異なりフロントにスピーカーの開口部が設けられている

フレーム部分にはアルミのヘアライン加工を模したデザインを採用

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