8日、インターネットダウンロードソフト販売会社3社(ベクター、NECビッグローブ、楽天)とダウンロードソフト卸業3社(ソフトバンクBB、丸紅インフォテック、インターチャネル)によるアプリケーション・ソフトウェアの普及促進および啓発を目的とする「日本ダウンロードソフト振興協会」が設立された。

同協会は、ソフトウェア産業における日本の競争力を高め、安心してダウンロードソフトを享受できる環境の整備を図る目的で設立された。あわせて、「ダウンロードソフト大賞」を創設、第1回受賞商品を発表した。同賞の実施にあたっては、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の後援も受けている。

ダウンロードソフト大賞 「ウイルスバスター」(トレンドマイクロ)
ダウンロードソフト特別賞 「Diskeeper」(相栄電器)
ベクターPCショップ賞 「Acronis True Image」(ラネクシー)
楽天ダウンロード賞 「てきぱき家計簿マム」(テクニカルソフト)
BIGLOBE SOFTPLAZA賞 「らくちん動画変換」(メディアナビ)

第1回ダウンロードソフト大賞にはトレンドマイクロの「ウイルスバスター」が選出。スキャンや起動時間の短縮、ダウンロードソフトの特長を活かした無料体験版の提供などユーザーからの支持を集めたことが評価されたとする。また、ダウンロードソフト販売サイトにおける2009年度の販売実績上位10商品も発表され、1位にウイルスバスター(トレンドマイクロ)、2位に「筆まめ」(クレオ)、3位にESET Smart Security(キヤノンITソリューションズ)がランクインしている。なお、ベクターPCショップ、楽天ダウンロード、BIGLOBE SOFTPLAZAの各販売サイトでは、8日から5月5日までの間受賞商品をキャンペーン価格で購入できる"ダウンロードで買えるんです!「ダウンロードソフト大賞」記念キャンペーン"を開催する。