フォートラベルは6日、同社が運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」会員を対象とした「2010年GWの過ごし方」に関するアンケート調査結果を発表した。同調査は3月19日~25日の期間に実施され、1,091人から有効回答を得た。

「2010年GWの連続休暇日数」フォートラベル調べ

まず、GW(ゴールデンウィーク)に取得予定の連続休暇日数について尋ねたところ、平均休暇日数は「5.8日」となった。最も多かったのは「5日間」(44.8%)で、以下「7日間」(15.1%)、「4日間」(10.1%)、「8日」(6.6%)、「9日」(4.7%)と続いた。

GWに何をして過ごす予定かを質問すると、「予定が決まっている」人は71.8%に上り、そのうち海外旅行や国内旅行、帰省、日帰り旅行を含めて「旅行をする予定」と回答した人は57.7%と、2009年度調査と比べて10.7ポイント増加した。反対に「自宅中心で過ごす」人は24.6%に留まり、2009年から16.5ポイントも減少している。

左から「2010年GWの予定」「2010年GWの過ごし方」フォートラベル調べ

海外旅行予定者に行き先を聞いたところ、最も人気が高かったのは「アジア」(47.7%)。次いで「ヨーロッパ」(29.4%)、「北米(ハワイ含む)」(10.7%)、「オセアニア・ミクロネシア」(6.4%)、「中南米」「中近東」(共に2.1%)となった。「アジア」と答えた人の行き先を見てみると、1番人気は「タイ」(29.4%)、2位「中国」(17.6%)、3位「韓国」(15.3%)との順になった。

このほか、現在政府が検討中の春と秋の大型連休を地域別にずらす「休暇分散化」について賛否を尋ねると、「反対・どちらかといえば反対」は44.7%で、「賛成・どちらかといえば賛成」の35.6%を9.1ポイント上回る結果となった。