Red Hatは3月31日(米国時間)、同社が提供するエンタープライズ向けLinuxシステム「Red Hat Enterprise Linux 5.5」を発表した。クラウド対応を意識し、仮想化機能をさらに強化しているほか、AMD、Dell、HP、IBM、Intelといったメジャーなベンダのハードウェア製品との互換性を向上させている点が大きな特徴。

今回発表されたプロダクトと対応CPUは以下の通り。

  • Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform … x86、AMD64/Intel 64、Itanium Processor Family、Power Systems、System z
  • Red Hat Enterprise Linux 5 Server … x86、AMD64/Intel 64、Itanium Processor Family、Power Systems、System z
  • Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop for x86 and AMD64/Intel 64

ハードウェア対応では新たに

  • Intel Nehalem EX
  • AMD Opteron 6000シリーズ
  • IBM Power 7

などのアーキテクチャのサポートを開始、これらを採用したサーバマシンでRHELが動作することになる。

仮想化機能の拡張としては、より多くの仮想マシンを物理サーバに配置することが可能になったほか、SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)のサポートにより、仮想ユーザはPCIリソースの共有などが可能になっている。libvirtの拡張により256以上の仮想ユーザによる利用が可能。

また、Windows 7との相互互換性も提供され、Active Directoryのインテグレーションが実現、プラットフォームをまたいだファイルシステム管理が容易になっている。