ハイパーギアは3月19日、Miscrosoft Office SharePoint Server(以下、SharePoint)用の情報漏えい防止ツール「画面プロテクト for SharePoint」を開発したことを発表。4月9日より同ツールの提供を開始する。

SharePointは企業内の情報基盤において、文書・コンテンツ管理や検索、情報共有などを統合的に実現可能とするマイクロソフトの情報活用サーバ製品。

同ツールはWebブラウザから利用するSharePointの画面に対し、ユーザーによる印刷やコピー、保存、画面キャプチャといった操作を制限可能にするもの。対応ブラウザはInternet Explorer6/7/8で、セキュリティ機能はサイト単位、リスト単位で設定できる。

同社は「アクセス権限による情報管理だけでは不十分」とし、専用の暗号化サーバなどを導入せずに容易に情報漏えい対策機能を実装できる同ツールのメリットをアピールしている。

同ツールのライセンスはSharePoint Server 2007とWindows SharePoint Services 3.0向けにそれぞれシングルサーバ用とマルチサーバ用のライセンスが用意されており、価格(目安)は1サーバあたり約100万円となっている。

同ツールの機能利用イメージ

アクセス許可レベルの設定画面