1つの仕様をすべてに使うのは無理、OpenSocial 1.0にモジュールと拡張機能

    後藤大地  [2010/03/19]

    Applications that use the OpenSocial APIs can be embedded within a social network itself, or access a site's social data from anywhere on the web.

    OpenSocialの最新版となるOpenSocial Specification 1.0が公開された。OpenSocialはソーシャルWebアプリケーションを開発するにあたってさまざまなシーンで活用できる規約を目指して策定が進められてきたもの。WebアプリケーションやWebサービス、ガジェットなどがさまざまなソーシャルデータにアクセスできるようにすることで開発および利用における利便性を向上させる狙いがある。

    OpenSocial API Blog: OpenSocial 1.0 spec publishedの説明によれば、1.0ではモジュール化ということに注力して仕様がまとめられたという。これまでOpenSocialをさまざまな種類のWebサービスに適用した結果、ひとつの仕様で異なるデータ、異なるアクセス方法、異なるサービス、異なるユーザに仕組みを提供する方法に無理があることが判明。このため次の2つのポイントを抑えて1.0の仕様がまとめられたと説明されている。

    OpenSocial 1.0での特徴
    モジュール化が進められており、仕様から必要になる要素だけを取り出して用途に適したものだけを利用できる仕組みになっている。
    拡張ポイントが規程されており、仕様がカバーしていない機能も簡単に追加できるようになっている。作成した拡張をほかのサービスやユーザと共有しやすくなり、またその機能を仕様にフィードバックする作業もしやすくなる。

    また、さまざまなユースケースに適用できるようにするため、次の4つのコンプライアンスモデルを含むように作り替えられたとの説明がある。

    4つのコンプライアンスモデル 内容
    Core API Server Webサービスを通じて標準的な方法でデータを提供したいコンテナ向け
    Core Gadget Server ガジェットをレンダリングしたいだけのコンテナ向け
    Social API Server 複数のコンテナを利用するWebサービスを通じてソーシャルデータを提供したいコンテナ向け
    Social Gadget Server ソーシャルデータにアクセスするガジェットをレンダリングしたいコンテナ向け

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