ヤマハ発動機は15日、欧州市場向けに779ccエンジンを搭載したスポーツバイク「FZ8」を2010年5月以降、同「FZ8 ハーフカウル仕様」を2010年6月以降に発売する。日本への導入は未定。
FZ8と同ハーフカウル仕様は、スポーツバイクの多彩な可能性に着眼し、市街地からワインディングまで様々な環境で操る楽しさを追求したモデル。そのため779ccという排気量とした。車体にはオールアルミ製メインフレームや、1,000ccモデルと同等レベルの前後サスペンションなどを装備。ハーフカウル仕様は、標準モデルをベースに、ハーフカウルや専用タンデムシート、グラブバーなどを採用した。
779ccの水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、「FZ1」のエンジンをベースに、アルミ製鍛造ピストン、セラミックコンポジットメッキシリンダーなどを専用設計。F.I.はドライバビリティと環境性能を両立させるためサブスロットルバルブ併用タイプとした。テーパー形状のショートマフラーは、排気効率を確保しつつマス集中化に貢献する。アルミ金型鋳造フレームとCFアルミダイキャストのリアアームは、FZ1と同一仕様のものを採用した。
ABSモデルは、ブレーキの「増圧」「減圧」という2モード選択ではなく、無段階に液圧調整するリニア制御ABSを搭載。作動時の滑らかなフィーリングを実現しているという。そのほか、新形状の燃料タンク、シートなどによる自由度の高いライディングポジション、「FZ1」と同一サイズの倒立式フロントフォーク、新設計5 本スポークキャストホイール(リア)、O2フィードバック制御三元触媒などを特徴としている。
主な仕様は以下のとおり([ ]内はハーフカウル仕様)。全長2,140mm×全幅770mm×全高1,065mm[1,225mm]、ホイールベース1,460mm、シート高815mm、車両重量(※)211kg[215kg]、水冷・4ストロークDOHC 並列4気筒エンジン、779cm3(ボアφ68.0×ストローク53.6mm)、最高出力78.1kW(106.2PS)/10,000rpm、最大トルク82.0Nm(8.4kgm)/8,000rpm、セルフ式スターター、タンク容量17L、タイヤ:前120/70ZR17M/C(58W) 後180/55ZR17M/C(73W)。※ABS仕様は車両重量が5kg増となる。
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