Appleの電子書籍ストア「iBookstore」世界展開計画の一端が判明

 

Apple iPad

3月にリリースが予定されるiPadにおいて、同時に提供される電子書籍ストアiBookstoreの姿が少しずつ明らかになりつつある。また現時点で同ストアに関して米Appleから公式に発表されているのは米国でのビジネス展開と5つのローンチパートナーの名前だけだが、同社では時間を置かずして世界展開も計画しているようだ。Mac Rumorsの報道によれば、米Appleがカナダならびにアジア太平洋地域でのiBookstore担当マネージャの募集を行っているという。

Appleのマネージャ募集要項は、同社ページで確認できる。募集人員の肩書きは「Manager, iBooks Asia Pacific & Canada」で、両地域におけるiBookstore事業の立ち上げと育成が主業務になる。本社ならびに両地域のヘッドオフィスにいるiBooksとiTunesチームと連携し、各地域のコンテンツパートナーとの交渉や連携も要求されているようだ。おもな業務内容の抜粋は下記のようになっている。

The role includes: working with management, regionally and in Cupertino to determine strategies and priorities for iBooks in Canada, Australia, New Zealand and other countries; identifying content providers to target, establish and develop relationships; working with legal and production teams to finalize relationships and secure content; and coordinate launches with partners, production, and marketing.

アジア太平洋地域ということで日本での展開を期待したいところだが、現時点ではカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが対象のようだ。また勤務地はカナダのオンタリオ州マーカムとなっているが、カナダのトロントとオーストラリアのシドニー、そして米国内の拠点の移動が求められており、アジア太平洋地域といいつつも現時点でアジア市場はターゲットに入っていないようにみえる。

これが必ずしも日本での展開が遅れるという話には結びつかないが、Amazon.comのKindleがそうであるように、当面はコンテンツ面で日本はさみしいことになるかもしれない。実際、iTunes Music Storeの日本での展開開始は米国と比較して数年のラグが存在していた。

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