4月23日に全国公開される映画『ウルフマン』でプロデューサー兼主演を務めたベニチオ・デル・トロが来日し、3日、記者会見を行った。
1年ぶり、3度目の来日を果たしたデル・トロは「日本の方々は映画を大切にしていて、すごく映画のことを理解してくれているから嬉しく感じているんだ」とご機嫌で、「今日はロサンゼルスからわざわざ来てくれてありがとう! ……って、それは僕か(笑)」と冗談で会場を笑わせた。
1941年にアメリカのユニバーサル映画が製作したホラー映画『狼男』を原作とした本作について、「『狼男』は子供の頃から好きだった」というデル・トロは「原作は、この70年近い間リメイクされたことがないんだ。この物語を、もう一度語りたいと思った」と想いを語り、「原作を巧く解釈していて、より良いアレンジが加えられているよ」と仕上がりに自信を見せた。さらに、「父と息子の関係、ラブストーリーの部分やエンディングが原作と少し異なっている。現代風の要素も取り入れているんだ」と原作との違いを強調する一方で、「狼男は銀製の弾でしか殺せないなど、原作に忠実な部分も残っている。原作へのオマージュも含まれているよ」と原作への愛情も滲ませた。
また、ウルフマンの特殊メイクについても語ったデル・トロ。「鏡で見たら、うちの犬にそっくりだったよ(笑)」と笑いつつも、「付けるのに4時間、落とすのに2時間もかかるんだ。強い接着剤でつけているから、メイクは"剥がす"という感じで……」と苦労もあったようで、「朝は、メイクで自分が変身していくのが楽しくて、特殊メイクを担当してくれたリック・ベイカーのことが大好きなんだけど、メイクを落とす時は彼のことが心から憎かった」と感想を語った。
本作は19世紀英国・ブラックムーアを舞台とした物語。兄が行方不明になったという知らせを受け、生家のタルボット城へと帰郷したローレンス(デル・トロ)は、無残に切り裂かれた兄の遺体と対面する。犯人の捜索を始めたローレンスだったが、志半ばにしてウルフマンに襲われ、自身も満月の夜に残虐行為を働くウルフマンへと変貌してしまう……。
『ウルフマン』は4月23日よりTOHOシネマズ日劇ほかで全国ロードショー。
(C)2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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