富士電機ホールディングスとGEは2月25日、国内の電力分野、その他の顧客向けスマートメーターを設計・製造・販売する合弁会社設立を目指す覚書を締結したことを発表した。

今回の協業により、両社の技術力・専門知識と、GEの豊富な経験と世界的な事業展開力、富士電機の日本におけるメーターの製造、販売網を活用し、スマートメーターを国内に供給していく。

スマートメーターとは、通信機能を備え、家庭で消費された電力量などを通信することが可能な計測器で、エネルギー使用の正確な「見える化」を実現する。電気の使用量を管理・最適化するためのスマートグリッド戦略において、スマートメーターは重要な役割を果たす。

合弁会社の詳細は今後協議の上、決定されるが、出資比率は富士電機が過半数を占めることが見込まれるという。