SBI証券は25日、同日開催の取締役会において、SBIフューチャーズと2010年4月1日を合併期日として合併することを決議し、合併契約書を締結したと発表した。

SBI証券は、2010年1月末現在で顧客口座数2,020,892口座を獲得。外国為替保証金取引(FX)業務にも注力しており、2009年12月における売買代金は4兆2,462億円に及んでいる。

一方、SBIホールディングスの完全子会社であるSBIフューチャーズは、2009年7月に商品取引受託業務を廃止し、現在は外国為替保証金取引業務を主な業務内容としている。

今回SBI証券では、「SBIグループの経営資源の効率化とSBI証券の外国為替保証金取引業務のさらなる強化のため」(同社)、SBIフューチャーズとの間で交渉・協議を重ねた結果、SBI証券を存続会社として、SBIフューチャーズを吸収合併することを決定した。