鉱工業生産指数前月比2.5%上昇、前年同月比は18.2%の伸び

    四十物恵妙  [2010/02/26]

    経済産業省は26日、1月の鉱工業指数(速報)を発表した。鉱工業生産指数(05年=100)は91.9(季節調整済み)で、前月比2.5%の上昇となった。前月を上回るのは11カ月連続。前年同月比では18.2%の大幅な伸びとなった。生産、出荷、在庫、在庫率すべての項目で上昇した。基調判断は「持ち直しの動きで推移している」のまま。

    生産指数は昨年2月には前年同月比マイナス38.4%と過去最大の落ち込みとなったが、12月に同5.1%増と、2008年9月以来15カ月ぶりのプラスに回復。1月は同18.2%と2ケタの伸びにまで拡大した。上昇への寄与度が高かったのは業種別では、輸送機械工業、化学工業(医薬品を除く)、金属製品工業等だった。品目別では、普通自動車、駆動伝導・操縦装置部品、軸受の順に上昇に寄与している。

    出荷指数は前月比プラス2.4%の92.7(前年同月比は19.3%上昇)でこちらも11カ月連続の上昇。上昇に寄与した業種は、一般機械工業、化学工業(医薬品を除く)、電気機械工業等だった。一方、生産された製品が出荷されずに生産者の段階に残っている在庫の動きを示す在庫指数は、前月比プラス1.0%の94.5で、前年同月比は12.6%の低下。在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、石油・石炭製品工業等だった。在庫率は108.9で前月比1.0%の上昇(前年同月比は27.6%の低下)だった。

    同時に発表した製造工業生産予測調査では、2月は前月比0.8%の低下、3月は1.6%の上昇を予想している。

    ※注 : 生産指数、出荷指数、在庫指数、在庫率ともに季節調整済みの数値

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