新興国株式指数に連動する上場投資信託『MSCIエマージング』が24日、東京証券取引所に上場した。

今回東証に上場した上場投資信託(ETF)「上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)」は、BRICsを含む新興国22カ国の株式市場をカバーした株価指数「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動。「同指数は、新興国株投資の代表的なベンチマークとして、国内外の投資家に広く利用されている」(東京証券取引所)。

東京証券取引所は、2010年1月5日、同ETFの上場を承認。2月23日には、基準値段などを発表した。管理会社は日興アセットマネジメントとなっている。東証では、「投資家にとって、国際分散投資がより一層身近な存在となることを期待している」としている。