Java SE 7は高速化する、Oracle JRockit技術マージ

    後藤大地  [2010/02/02]

    Java Programming Language

    OracleはSun Microsystemsの買収によってJavaポートフォリオを手にいれた。これまでJavaが今後どうなるか不透明だったが、Oracle + Sun: Java Strategyにおいて計画が発表された。基本的にSunが計画していた案を踏襲しつつ、いくつかの変更を加えたものになっている。計画の概要は次のとおり。

    • Java開発を継続
    • Java SE 7は2010年のリリースを計画
    • Java SE 7のHotspot技術にJRockit技術をマージ
    • Java SE 7の開発はモジュール化、動的言語対応、ハイパフォーマンス化の目標を踏襲
    • Java SEとJava MEの統合
    • JavaFX開発を継続
    • JCP (Java Community Process)を継続
    • GlassfishはJava EE参照実装として継続
    • GlassfishはOracle Java EEプロダクトラインの一部と位置づけ
    • Sun Developer Networkは最終的にはOracle Technology Networkへ移行

    このなかでもっとも注目されるのはSun JVMのHotSpotにJRockit VMの技術をマージすると説明されている点にある。JRockitはもともとBEA Systemsで開発された高性能Java VM技術。OracleはBEAを買収しJRockitを手に入れた。JRockitの高いパフォーマンスには定評があり、これがJava SE 7にマージされるというのは注目に値する。マルチコアの活用度も現在の実装よりも向上するとみられる。なお、JRockit技術がOpenJDKにマージされるかどうかは不透明。

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