ソフトバンクモバイルは30日、「S-1バトル」1月の月間チャンピオンの発表と表彰式を汐留本社で行った。2010年度最初のS-1バトルとなる今回は、応募総数162作品の中から4作品が決勝ステージに進出。最終的に、タカアンドトシの「フットンダ筋肉ゆるキャラ」が月間チャンピオンに輝いた。

S-1バトルで初の月間チャンピオンに輝いたタカアンドトシ

決勝ステージの得票順位は、2位がトータルテンボスの「今月のいたずら」、3位が陣内智則の「校歌」、4位がパンクブーブーの「漫才」。今回の投票総数は83万7,691票だった。

表彰式では、プレゼンターのダンテ・カーヴァーより月間チャンピオンの発表が行われ、タカアンドトシの2人が壇上に登場。表彰式に先立ち、会場のモニターには受賞作品のダイジェストが流された。

「フットンダ筋肉ゆるキャラ」は、人気バラエティー番組「フットンダ」で繰り広げた面白トークをS-1バトル用に編集し、作品化したもの

続いて、ダンテ・カーヴァーから月間チャンピオンのトロフィーと賞金1,000万円のパネル、「しゃべって歩くお父さんストラップ」と「しゃべるお父さんトイレロールカバー」が贈られた。

しゃべって歩くお父さんストラップ(左)は、友だちや家族と一緒に2名以上で新規契約をすると、ただともプログラムの特典としてもらえる。しゃべるお父さんトイレロールカバー(右)は、他キャリアからソフトバンク携帯に乗り換えると、のりかえ割の特典としてもらえる(いずれも2月1日から)

気になる1000万円の使い道については、トシは「番組で使いたい」と返答。タカは「1000万円でソフトバンクの携帯を買い占めて、みなさんに配りたいと思います」とコメント。すかさずトシに「ヨイショへたくそかお前」とつっこまれていた。最終的には、「ロケに行く必要は全くない番組だけど、『フットンダ』の海外ロケに行きたい」という意見で一致したようだ。

3月に行われる年間チャンピオン大会(賞金1億円)に向けた作品はまだ考えていないという。タカは「もし優勝できたら、投票してくれたみなさんに1万円ずつ配るので、是非投票してください」とコメントし、トシに「最低だな、お前」と言われていた。

月間チャンピオンの知らせは、直前まで当人たちにも知らされないようだ。今朝の5時まで飲んでいたというタカは、取材陣にも「顔がパンパンですよ」と言われるほどだった。「今日は11時まで寝られると思っていたのに。この後、お芝居やらなきゃいけないんですよ」と若干キレ気味に話し、「自分のせいだろうが」とトシにつっこまれ取材陣の笑いを誘った。

ソフトバンクでは、2月1日から3月31日までの期間、お笑い作品の動画ダウンロードが通信無料となるキャンペーンを実施する。またTwitterにおいて、本日よりアカウント「s1battle」でS-1バトルの最新情報を、アカウント「s1jimukyoku」で舞台裏などのつぶやきを開始する。

なお、月間チャンピオンたちによる最終決戦「年間チャンピオン大会」の日程が3月19日に決定した。また、敗者復活戦の概要も発表された。まず敗者復活予選として、公開サイト「S-1バトル」「Yahoo!動画」(携帯電話のみ)と「S-1バトルファンクラブ」(パソコンのみ)において2月10日から2月25日の期間に再生された回数の多かった作品(合算で計算)と、公開サイト「ニコニコ動画」において1月29日から2月25日までの期間に高採点だった作品で勝者が決定される。そして敗者復活本戦は、それら予選を勝ち上がった作品とS-1バトル毎月の決勝ステージで2位~4位だった作品の間で争われ、最終的に敗者復活戦の勝者が決定されるという。