TI、低消費電力の16ビットDSP2製品を発表

    大原雄介  [2010/01/28]

    米Texas Instruments(TI)は、低消費電力な16ビットDSPである「C5000」プラットフォームに属する新製品として、「TMS320C5514」と「TMS320C5515」を発表した。また、これを使っての開発を迅速に進めるために、全機能をカバーする「TMDXEVM5515」と、低コストの「TMDX5515EZDSP」という2種類の評価キットも同時に発表した。

    「TMS320C5514」のブロック図

    「TMS320C5515」のブロック図

    TMS320C55xは最大120MHzの動作により従来品比で性能が20%アップしている。これにより、例えば音声やオーディオ、携帯通信端末などで新しいエンコード/デコードアルゴリズムを採用する余地が生まれており、これは医療機器でのリアルタイム診断能力の向上にも役立つ。またオンチップLDO(Low-DropOut Regulators)を含む電源管理機能を内蔵しており、ダイナミックに周波数/電圧を変更することが可能であり、携帯機器におけるバッテリー寿命を最大限に延ばすことができる。

    TMS320C5514は、オンチップで3つのLDOを搭載する。1つはDSPコアで、残る2つはUSBとアナログサブシステム用である。メモリは最大256KB搭載し、これで不足の場合はSDRAMや、省電力が重要な用途にはmobile SDRAMも利用できる。周辺機器としてUSB 2.0、I2S、UART、SPI、MMC/SDおよびGPIOを搭載する。

    TMS320C5515はこれに加え、オンチップのメモリを最大320KBに増やしたほか、最大1024点のプログラマブルなハードウェアFFTを搭載する。またLCDディスプレイコントローラや10bit/4chのSAR ADCを搭載する。C5515はC5514とピンコンパチブルとなっている。

    全機能をカバーするTMDXEVM5515評価モジュールは395ドルで提供される。これはC5514とC5515の両方をカバーし、ライブラリやデモアプリケーションも同梱される。一方、79ドルのTMDX5515EZDSPは、USBスティックタイプで提供される。

    TMS320C5514とTMS320C5515は無償サンプルが用意される。量産価格は1000個あたりで6.50ドル(TMS320C5514)と7.65ドル(TMS320C5515)である。評価キットはどちらも既に入手可能である。

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      求人情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      転職ノウハウ

      あなたの仕事適性診断

      4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

      Heroes File ~挑戦者たち~

      働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

      はじめての転職診断

      あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

      転職Q&A

      転職に必要な情報が収集できます

      スカウト転職する

      企業からアプローチのメッセージが届きます。

      マイナビニュースマガジン