三菱重工は28日、ビーバーエアコンの2010年モデル3シリーズを発表した。ラインナップは、「SL」シリーズ(7機種)、「RL」シリーズ(5機種)、「TL」シリーズ(6機種)の計18機種。発売は2月中旬から順次行われる予定で、価格はオープン。

2010年モデルのビーバーエアコンは、昨年モデルのマイナーチェンジ。新たにスタンダードクラスに5.6kW機が追加された

ビーバーエアコンは、少ない電力で15mm先まで気流を届ける「JET気流」を特徴とする。2010年モデルは、昨年モデル「SK」「RK」「TK」シリーズのマイナーチェンジとなっており、機能面での大きな変更は無い。

SLシリーズは、16パターンのエリア空調、ウィルスや荒れる物質を抑制する再生脱臭フィルター、換気機能、再熱除湿などを装備した高級機。RLシリーズは、6パターンのエリア空調と再熱除湿を備える高機能機、TLシリーズは、これらの機能を装備しないスタンダード機となっている。

なお、2010年モデルでは、昨年まではラインナップされていなかった冷房能力5.6kWのスタンダードモデルが新たに追加されている。なお、新モデルのすべて機種が昨年モデル同様、2010年の省エネ基準をクリアしている。