米Appleは1月27日(現地時間)、「iPhone SDK 3.2 beta」をリリースした。同社の新タブレットデバイス「iPad」に最適化したiPhone OSアプリケーションの開発をサポートする。

iPhone/ iPod touchのディスプレイは3.5型(480×320ピクセル)、iPadのディスプレイは9.7型(1024×768ピクセル)だ。iPhone/ iPod touch用に作られたアプリが、そのままiPadでも動作するものの、iPadに最適化させれば、より豊かなグラフィックスや操作性をユーザーに提供できる。

iPhone SDK 3.2 betaには、iPadシミュレータ、iPadプログラミングガイド、iPadヒューマンインターフェイスガイドライン、iPadサンプルコードなど、iPadアプリ開発に必要なツールや資料がすべて含まれる。

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iPhone SDK 3.2 betaは現在、有償のiPhone Developer Programのメンバーへの提供となっている。同プログラムは個人ユーザー向けスタンダードが10,800円/年、企業ユーザー向けエンタープライズが33,800円/年だ。