アイ・オー・データ機器は27日、法人向けにファイルのコピーを強力に制御できるセキュリティ性の高いUSBメモリ「EasyDisk コピー制御Vシリーズ」を発表した。価格はオープンプライス。

EasyDisk コピー制御Vシリーズ

「EasyDisk コピー制御Vシリーズ」は、ファイルコピーの制御機能、ウィルスチェック機能、パスワードロック、自動暗号化を搭載しているため、紛失・盗難・ウィルスといった脅威にもセキュアに対策できるUSBメモリ。

ファイルコピー制御には、アルプス システム インテグレーション社による「InterSafe SecureDevice for EasyDisk」を採用。これは、登録されたPC以外では、PCとUSBメモリ間でのデータのやりとりはできず、USBメモリ内でのみ閲覧と編集が可能となるアプリケーション。また、パスワード認証と暗号化も行うので、データ保護の効果もある。さらには、ウィルス感染やAutorunウィルスによる感染拡大も防止する。

これらのセキュリティレベルは、別売の「InterSafe SecureDevice for EasyDisk 管理コンソール」というアプリケーションによって自由にカスタマイズできるので、自分の職場の使い方に合ったレベルを選択できる。

さらには、内蔵するトレンドマイクロ社製のアンチウィルスソフト「Trend Micro USB Security for Biz」により、書き込まれるデータをリアルタイムにウィルスチェックする。もしウィルスが発見された場合は、自動的に隔離を行い、感染ファイルは削除の要・不要を選択することが可能なのだ。

対応OSは、Windows XP/Vista(32bit版のみ)。インタフェースはUSB 2.0/1.1。サイズはW23.5×D58.6×H8.8mmで、重量は約11g。