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Firefox 3.6のリリースが遅延したことを受けFirefox 3.7のリリースは撤回になったというニュースが複数のメディアやブログに掲載されたが、それは解釈を誤ったものだと指摘する内容がブログで報告されはじめている。Mike Beltzner氏の発言の解釈を誤っているということのようだ。Firefox User ExperienceチームのAlexander Limi氏が指摘する内容によれば、CNET NewsのFirefox 3.6 due this month; next comes 'Lorentz'の記事が的を射る内容だという。

マイナーアップグレードのタイミングでセキュリティフィックスや安定性改善以外の機能改善や機能追加を実施していくという方針は間違っていないようだ。さらにFirefox 3.7のリリースは従来どおり計画されているという。2010年の春ごろにかけて3.7のベータ版をリリースし、夏には正式版をリリースしたいということだ。

ただし、どの機能が取り込まれ、どの機能が取り込まれないか、という点に関しては流動的と説明がある。また現段階ではFirefox 3.7と計画されているものの、バージョン番号自体は状況に応じて4.0といったように変わる可能性もあると説明されている。