トレンドマイクロ、仮想/物理サーバの双方を保護するセキュリティ製品発表

      [2010/01/22]

    トレンドマイクロは1月21日、サーバ向けセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」(以下、TMDS)を発表した。

    トレンドマイクロ 取締役 日本地域担当 大三川彰彦氏

    TMDSは、IDS/IPS、Webアプリケーションプロテクション、ファイアウォール、改ざん検知、セキュリティログ監視の5つの機能を提供する製品。昨年4月に買収した米Third Brigadeにより開発された。物理(非仮想)サーバと仮想サーバの双方に対して1つの製品で対応できる点が大きな特徴で、非仮想サーバと仮想サーバが混在するような環境でも単一の管理ツールで集中管理することができる。

    TMDSは「Deep Security エージェント」、「同 Virtual Appliance」、「同 マネージャ」の3製品によって構成される。

    これらのうち、Deep Security エージェントは、物理サーバおよび仮想マシン(ゲストOS)を保護するためのもの。物理サーバや仮想マシンに対してエージェントを配置するかたちで監視を行う。上記5つの機能をすべて備え、Windows、Solaris、HP-UX、AIX、Red Hat Linux、SUSE Linuxと、幅広いプラットフォームをサポートする。

    また、Deep Security Virtual Applianceは、VMware vSphere 4により構築された仮想環境においてDeep Security エージェントを補完する製品。VMware vSphere 4に対してインストールされ、Deep Security エージェントがインストールされていない仮想マシンを検知し、その仮想マシンに対してIDS/IPS、Webアプリケーションプロテクション、ファイアウォール機能を提供する。VMwareのセキュリティ技術「VMsafe」のAPIを使って実装されている。

    Deep Security Virtual Applianceの動作概念図

    そして、Deep Securityマネージャは、両製品を管理するためのツール。Webベースの管理コンソールで、セキュリティポリシー管理、レポート表示、タスクスケジュール設定機能などを提供する。

    価格は以下のとおり。

    製品名 価格
    Deep Security エージェント 8万4000円(税別) / 1サーバ(物理、仮想問わず)
    Deep Security Virtual Appliance 23万円(税別) / 1CPUソケットあたり(8コアまで)
    Deep Security マネージャ 237万5000円(税別) / 1管理サーバあたり

    受注開始は3月1日。3月15日より出荷が開始される。トレンドマイクロでは2010年度で4億円という売上目標を掲げている。

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