The main aim is to document the hurdles that most of us face as UNIX/Linux/BSD sys admin in our day today life.

請求や支払い情報が記載されたPDFファイルはパスワードでプロテクトされていることがある。こうったデータを自分以外の第3者に渡す場合、その第3者にも内容を閲覧できるようにパスワードを教える必要がでてくる。パスワードが共通で使われている場合、つまり第3者に自分の持っているほかのPDFファイルのパスワードも教えることになってしまい、あまり好ましい状況とはいえなくなる。こうしたケースではパスワードプロテクトを排除したPDFを作成して渡すという方法もある。

HowTo: Linux Remove a PDF File Password Using Command Line Optionsにおいて、パスワードプロテクトされたPDFファイルからパスワードプロテクトがかかっていないPDFを作成する4つの方法が紹介されている。紹介されているツールやアプリケーションは次のとおり。LinuxやFreeBSDなどのUnix系OSで利用できる。

pdftk

PDFファイルを操作するpdftkツールを使ってパスワードプロテクトのかかっていないPDFを作成する。

pdftk input.pdf output output.pdf user_pw パスワード


pdftk input.pdf output output.pdf user_pw パスワード owner_pw パスワード


pdftk input.pdf output output.pdf input_pw パスワード
指定 内容
input_pw オーナパスワード
user_pw ユーザパスワード
owner_pw input_pwと同じ

qpdf

PDFファイルを操作するqpdfツールを使ってパスワードプロテクトのかかっていないPDFを作成する。

qpdf --password=パスワード --decrypt input.pdf output.pdf

xpdf-utils

xpdf-utilsを使ってPDFファイルからパスワードプロテクトのかかっていないPSファイルを作成し、そこからPSファイルをPDFファイルへ変換する。

pdftops -upw パスワード input.pdf
ps2pdf input.ps

Evince

EvinceでパスワードプロテクトのかかったPDFファイルを印刷するかわりに、PDFファイルとして出力する

ドキュメントビューアEvinceでパスワードプロテクトのかかったPDFファイルを閲覧し、印刷対象をプリンタではなくPDFファイルに指定して出力する。

LinuxやFreeBSDにはこの手の便利なツールが多い。Windowsを利用している場合、ツールを利用するためにVirtualBoxなどの仮想環境にそうしたOSをインストールしておくと便利だ。ディスク容量やCPUパワーに余裕があるならUbuntuを、軽量なツールとして使いたいならFreeBSDあたりをインストールしておくと便利。