みずほフィナンシャルグループ・みずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ信託銀行の4社は25日、金融円滑化に向けた基本方針を策定し、取り組み体制を強化したと発表した。

みずほフィナンシャルグループでは、「金融機関の持つ社会的責任、公共的使命の重みを常に認識し、適切かつ積極的にリスクテイクを行い、金融仲介機能を積極的に発揮することが、顧客と経済の健全な発展、個人生活の充実などに資するものとなる」とし、グループ統一的に金融円滑化に取り組んでいく。

具体的には、経営陣が金融円滑化管理態勢の整備・確立を自ら率先して行う観点から、金融円滑化管理に関する審議・調整機関として、関係する役員を構成メンバーとする「金融円滑化管理委員会」を新たに設置した。

また、適切な金融円滑化管理を推進する責任者として、「金融円滑化管理責任者」を新たに設置し、担当する役員を任命している。

加えて、みずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほ信託銀行の3行では、従来以上に顧客からの相談に迅速かつ丁寧に対応するため、本部に専門部署を設置するとともに、国内各営業部店に「金融円滑化推進責任者」を任命し、体制を強化する。