住信SBIネット銀行は24日、2010年の家計に関する意識調査を公表した。同調査は、全国の20~60代男女のうち同居世帯人数が2人以上を対象に行われ、3,577名から有効回答を得た。

調査結果によると、家計の支出を削減したい人は78.9%に上り、景気低迷を背景に家計の見直し志向が強いことが明らかになった。自分で削減する場合、見直したい項目で最も多かったのは「水道・光熱費、通信費」(57.9%)、次いで「家庭での食事」(46.3%)、「保険費」(36.8%)と続いた。自分以外の家族が削減する場合、減らして欲しくない項目は「ご自身の交際費(こづかいなど含め)」(43.5%)となり、次いで「レジャー・旅行費」(32.7%)、「家庭での食費」(29.8%)となった。

削減により余ったお金は「貯蓄・投資」に使いたいと回答した人が58.5%で最も多く、2位以下は「レジャー・旅行費」(17.7%)、「住居費」(5.9%)の順となった。