JVC・ケンウッドグループは、3D映画上映機器で世界一のシェアを持つリアルディー社と提携合意。3Dモニターや関連機器など新コンセプトの3D商品を開発・発売していくと発表した。

近年、大手映画スタジオの人気作品が3D化されるなか、3D上映に対応した映画館数が増大し、3D映画に関する関心が急速に高まっている背景を受け、日本ビクターでは、3D液晶モニター「GD-463D10」を発売。同製品はハリウッドをはじめとする3D映像制作プロダクションや映画館、研究施設等への納入実績を持つとのこと。一方、リアルディー社は、全世界の3D映画上映機器で最大のシェアをもち、ブランド力は業界にも浸透している。

今回の提携は、日本ビクターが培ってきたAV技術とリアルディー社が持つ3D映像の作成や再生などの技術を融合し、両社の持つ3D関連特許を活用。各種3D商品を展開させていくというもの。また、3D映像機器ビジネスの飛躍を目指し、関連商品の開発・販売をすすめていくとのこと。