Git - Fast Version Control System |
Red HatのJesse Keating氏がjkeating: The move to gitにおいて、Fedoraのパッケージソースコントロールに使われているリポジトリをCVSからGitへ移行する計画であることを紹介した。Gitが採用された理由としてはCVSよりも高速でパッチの管理もより便利にできる、ほかの多くの主要なプロジェクトがこのリビジョン管理システムを採用している、分散管理ができるなどがあげられている。移行時期はFedora 13のリリース後になる見通し。
ここ数年、OSSプロジェクトでリビジョン管理システムの移行が進んでいる。多くの場合、CVSやSubversionからGit、Mercurialなどに移行している。それ以前はCVSからSubversionへ移行するケースが多かった。
- OpenOffice.org使いやすいさ、柔軟、性能でMercurialを選ぶ
- Google CodeはMercurialを採用、Gitは見送り
- 止まらないGit人気、JRubyも移行 - 対抗馬はMercurial
- Git人気が止まらない、今度はGnome
- Gitバージョン管理システム採用拡大、Perl 5も移行
- Mozilla、リポジトリをCVSからMercurialへ移行
- Rails、SubversionからGitへ - zipファイルでもOK
- OpenJDK、Mercurialリポジトリへ移行完了 - JDK7開発加速
さまざまな要因で選ばれているが、CVSやSubversionとの操作の互換性の高さを重視する場合にはMercurialが選択され、機能や実績を重視する場合にはGitが採用されることが多い。採用から漏れることも多いが、Bazaarが選択肢として検討されることもある。