昭和電工、パワー半導体用4インチSiCエピウェハの量産を開始

      [2009/12/09]

    昭和電工は、従来品の表面粗度1~2.5nmに比べ、粗度を0.4nmに低減した4インチのSiCエピタキシャルウェハの量産に成功したことを発表した。

    SiCエピタキシャルウェハ外観(左から順に2、3、4インチ)

    同ウェハは、SiC基板の表面上に単結晶SiC層を成膜させた半導体材料で、主にパワー半導体分野での適用が検討されている。パワー半導体としては、市販もされているSBD(Schottky Barrier Diode)と、開発が進められているMOSFETがあり、MOSFETではエピウェハ表面に形成する酸化膜をデバイス動作に用いることから、ウェハ表面の平滑性を高めることが求められていた。これまで、SiCエピウェハの表面にはステップバンチングと呼ばれる凹凸が存在し、良質な酸化膜を得ることは困難とされていた。

    SiC製SBDならびにMOSFETの概念図

    今回、開発された平滑度の高いSiCエピウェハにより、MOSFETおよび次世代インバータの実現が可能になると同社では見ている。

    なお、同社ではSiCエピウェハのさらなる大口径化、低欠陥化および特性均一化の向上のほか、さらなる製造コスト低減に取り組むことで、大電流・高耐圧SiCパワー半導体普及に寄与するとともに、本格的な実用化が想定される2012年までにカスタマからの要請に対応できる供給体制を構築する計画としている。

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      求人情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      転職ノウハウ

      あなたの仕事適性診断

      4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

      Heroes File ~挑戦者たち~

      働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

      はじめての転職診断

      あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

      転職Q&A

      転職に必要な情報が収集できます

      スカウト転職する

      企業からアプローチのメッセージが届きます。

      マイナビニュースマガジン