「色々な時間帯の日本を見たい」 - 星出宇宙飛行士が長期滞在に向け抱負

      [2009/12/02]

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月1日、国際宇宙ステーション(ISS)に2012年初夏ごろから約半年間の滞在が予定されている星出彰彦宇宙飛行士の決定後初となる会見を行った。

    今回は星出宇宙飛行士が訓練を行っている米国ヒューストンとテレビ会議システムで東京と結ぶ形で会見が行われた。

    米国ヒューストンからテレビ会見で抱負を語る星出宇宙飛行士

    星出宇宙飛行士は、2008年5月31日に打ち上げられたSTS-124/1Jミッションにおいて、日本の実験棟「きぼう」の船内実験室の運搬、設置などを行っており、「前回は日本の宇宙での家を建てたわけですが、今回はそこに住むことになるので、非常に楽しみにしている」と抱負を述べたほか、「世界中のコントロールチームなどと一緒に参加できることも楽しみとなっている」と笑顔で語った。

    また、日本人として4人目のISSの長期滞在者になることについても、「こうして4人続いた流れをさらに向上させていければ」と、より日本人が宇宙で活躍できるような取り組みができればとした。

    さらに、「私が行くころには定常的な運用がなされているわけで、ある意味初物がありませんので、逆に、プライベートの時間に余裕ができたら、色々とやってみたいことを考えている途中」とし、キーワードはいくつもあるが、その中の1つとして、「前回の飛行中は日本をゆっくりと見ることができなかったので、今回は長期滞在ということもあり、きぼうの窓から色々な時間帯の日本の顔を見てみたい」という希望を掲げた。

    宇宙に上がる不安はなく、むしろワクワクしているとし、2012年の打ち上げまでの訓練に励み、先にISSに滞在することとなる野口、山崎、古川の各宇宙飛行士の経験を踏まえ、日本の宇宙開発の実力と世界の発展に貢献していくほか、すでにHTVの打ち上げなどで国際的にアピールできている日本の宇宙技術をさらに世界に見せて行ければとした。

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