日本ヒューレット・パッカードは、同社開発のLatexプリンティングテクノロジーを採用した大判プリンター「HP Designjet L25500」を発表した。価格は、42インチモデルが235万2,000円、60インチモデルが298万2,000円。発売は2010年4月頃を予定。

同製品は、サイン&ディスプレイ市場に向けて発表された大判プリンター。同社開発によるHP Latexプリンティングテクノロジーを採用。

Latexプリンティングテクノロジーは、危険物質の含まれていない水性インクを用いており、VOC(揮発性有機化合物)の排出が少ない100%化学合成の水溶性ポリマーを使用。そのため、特別な換気装置が不要で、作業者の健康に対する影響もなく、廃液も安全で廃棄が可能。

また、顔料を高密度ポリマーフィルムで保護するため、エコソルベントインクと同等の高い耐候性を保持。屋内ではラミナート加工なしで最大5年、加工ありで最大10年の耐候性を有すほか、非コートの塩ビ、非塩ビメディア、非コートの紙メディアやファブリックといった様々な素材へのプリントが可能なため、高い汎用性を保持。

「HP Designjet L25500」42インチモデル(左)と60インチモデル(右)

さらに、インクはプリンター内のヒーターで乾燥され、水分や溶媒成分を蒸発させ、Latex高分子ポリマーフィルムが同時に形成されるため、乾燥した状態で出力。Latexポリマーは伸びに対して強い性質持ち、車両ラッピング等、立体物への施行でインク割れが発生しにくい。

価格は、42インチモデルが235万2,000円、60インチモデルが298万2,000円。発売は2010年4月頃を予定。