さくらインターネットは30日、利用者に代わって保守・運用を行なうレンタルサーバ『さくらのマネージドサーバ Atomプラン』を発表した。利用者はサーバリソースを占有できる一方、スキルが必要な各種運用処理は同社が代行する。12月10日から提供開始予定。

同サービスは、サーバ1台のCPU/ メモリ/ ストレージなどのリソースは利用者が占有し、知識が必要となるサーバの保守・運用は同社が代行するというもの。同社がroot権限を管理し、サーバOSのセキュリティアップデートなどを行なうほか、機器障害にも同社エンジニアが対応する。ウイルスチェックやWebアプリケーションファイアウォールなどのセキュリティ機能を備えるほか、無料電話サポートを利用できる。これにより「システム部門を持たない中堅・中小企業の総務担当やSOHO、サイト制作と運用を一括で請け負うWeb制作会社など」(同社)も、サーバの専有利用が可能になるとしている。

利用価格は、初期費用が25,000円、月額7,800円。サーバ構成は、CPU:Intel Atom プロセッサー 330 1.6GHz/ メモリ:2GB/ ディスク容量:180GB(RAID1)。