FreeBSDプロジェクトは11月25日、「FreeBSD Version 8.0」を正式にリリースしたと発表した。

新版の注力分野としては、無線ネットワーク、仮想化、ストレージ技術が挙げられている。具体的には、IEEE 802.11対応の無線ネットワークが刷新され、VAP(Virtual Access Points)に対応したほか、マルチプロセッサ環境を最適化する機能改善も多数施されている。また、「Vimage」と呼ばれる仮想化機能が追加されたうえ、NFS(Network File System)がGSSAPIにより拡張され、実験的にNFSv4クライアントとサーバがサポートされるなどの対応が行われている。

詳細は、こちらに掲載されているFreeBSD 8.0のレビュー記事を参照してほしい。

FreeBSD 8.0は当初、今年8月ごろの正式公開が予定されていたが、大幅に開発がずれこんだ状態が続いていた。