MMD(モバイルマーケティングデータ)研究所は19日、同研究所が行った携帯キャリア各社のイメージ調査の結果について公表した。これによると、男性の2割超が、利用している携帯会社を変更するのであれば「iPhone」にすると回答した。

調査は、2009年11月6日~9日の4日間に実施。3,112人から有効回答を得た。

これによると、携帯各社のイメージ変化について調査したところ、「良くなったと思う」と回答したユーザーは、NTTドコモが26.2%、au(KDDI)が34.2%、ソフトバンクモバイルが41.0%となった。これを各キャリアユーザー別に分けて調査したところ、ソフトバンクモバイルについては、同社ユーザーだけでなく、いずれのキャリアのユーザーも約4割が「良くなったと思う」と回答した。

また、現在利用している携帯会社を変更するとしたらどのキャリアに変更するかを調査したところ、全体の14.1%がソフトバンクモバイルの「iPhone」と回答。男女別に見ると、同様の回答をしたのは、男性は22.4%、女性は12.2%となり、「iPhoneの男性人気が伺える結果となった」(MMD研究所)。

男性の2割超が、利用している携帯会社を変更するのであれば「iPhone」にすると回答した

利用している携帯会社の料金プランについてその満足度を調査したところ、「満足している」「やや満足している」と回答したユーザーはあわせて59.3%となった。

各キャリアユーザー別に分けて調査したところ、いずれのキャリアユーザーについても、約6割のユーザーが「満足している」「やや満足している」と回答。また、「やや不満」「不満」との回答はいずれも2割程度だった。

「デザイン」「端末機能」「総合満足度」に関しても、「満足」「やや満足」がキャリアを問わず約6割となった。ただ、ソフトバンクモバイルについては、「電波・通信状況」に関して、50.3%が「やや不満」「不満」と回答、「不満の値が高い傾向が伺えた」(同研究所)。