ソフトバンクテレコムは、ソフトバンクグループシナジーを活かしたクラウドコンピューティングサービスの第一弾として、「ホワイトクラウド シェアードHaaS」「ホワイトクラウド プライベートHaaS」を、2010年2月より提供すると発表した。
今後、ソフトバンクグループにおいて提供する企業向けのクラウドコンピューティングサービスに関わるプロダクトは、「ホワイトクラウド」という新ブランド名称で提供する。
「ホワイトクラウド シェアードHaaS」「ホワイトクラウド プライベートHaaS」は、共有サーバおよび専用サーバを月額基本料金と従量料金で提供するサービス。現在提供しているソフトバンクテレコムの企業向けネットワークサービス(ULTINA)やインターネットを経由して、ビジネスに必要なリソースを従量制で組み合わせて提供する。
「ホワイトクラウド シェアードHaaS」「ホワイトクラウド プライベートHaaS」サービス概要
シェアードHaaS | プライベートHaaS | |
---|---|---|
リソースメニュー | VMリソース CPU:1Core メモリ:1GB HDD:100GBB NIC:1port |
ユーザーの任意でサーバ、ストレージ、ネットワーク機器一覧より選択し、従量制を設定 |
対応回線 | 1Gbpsの共用インターネット | 共用/専用インターネット |
オペレーション | 24時間365日のサーバ監視 | 24時間365日の障害受付 |
オプションメニュー | 管理ポータル,IPアドレス,ロードバランサ,バックアップ,監視,NS代行 | ストレージ,仮想化ソフト ライセンス,ネットワーク機器,監視 |
価格、「シェアードHaaS」が1VMで4,725円/月(税込み)から、プライベートHaaSは個別見積もりとなっている。
ソフトバンクグループでは、今後「ホワイトクラウド」のサービスラインアップをハードウェアだけでなく、システム基盤となるミドルウェア等のICTプラットホームやアプリケーション領域へと順次拡大していくという。
また、既存のホスティングやアプリケーションサービスについても、今後はホワイトクラウドに整理・統合していく。