マグレックスは18日、和製CMS『tsumiki2.0』の販売を開始した。Webサイト制作に関わるデザイナーとプログラマーそれぞれの立場で効率的な制作が可能になる機能を搭載。従来のASP形式での提供からサーバインストール型に変更されている。

tsumiki2.0は、効率的なデザイン制作やサイト管理を実現する機能を備える。「デザインテーマジェネレータ」では、グリッド/ブロックによるレイアウト設定やページ全体のテーマを作成可能。任意のレイアウトの組み合わせをユニット登録する機能、Flashメニューや表を作成するエディタなどで、デザイン作業を効率化する。サイト管理面では、リンク情報のID管理、ページ公開までの承認ワークフローの5段階設定、スケジュール公開、バックアップなどの機能を提供。自作ユニット/エディタも登録可能となっている。

価格は、Web制作会社向け「Creative Edition」が210,000円(1ユーザ)、更新作業を行なうクライアント向けの「Editorial Edition」が68,250円(5ユーザ)~。なお、製品発売にともない、無償版を500本限定で配布するキャンペーンを実施する。2009年12月17日にはWeb制作会社を対象としたセミナーも開催予定。

今後は、携帯電話用ページの生成や携帯電話からの編集、ユーザ登録/ログイン・アウトといった動的ページの生成にも対応する予定としている。