ぺんてるは、紙に書いた筆跡をそのままデジタル化して保存できるデジタルペンを使った描画ツール「airpenDraw(エアペンドロー)」を、11月21日より500セット限定で発売すると発表した。価格はオープンプライス。

同社のデジタルペン「airpen」は、ペン先から発信する超音波と赤外線をメモリーユニット(受信装置)で受信して記録。これをPCに取り込むことでデジタル保存できるシステム。ペンは独自設計の感圧スイッチを使うことで通常のボールペンと同じ使い心地を実現。普通紙にボールペンといういつもの道具を自然に使いながら、精度の高いデジタル化が可能だ。

airpenDrawは、このデジタルペンとメモリーユニットの他、A5/A4ボードやUSBケーブル等がセットになったもの。紙に描いた筆跡をメモリーユニットに記録するオフラインモードの他、PCに接続するオンラインモードではリアルタイムに筆跡をモニタ表示させることが可能。また、ペンのスイッチでタブレットモードに切り替えると、カーソル操作やペイントソフトの作業など、タブレットと同じ使い方が可能となる。

描画データはJPEG/TIFF/SVGなど、様々なフォーマットに出力が可能