人類最古の女性が蘇る! - エチオピアで発見されたアルディの全貌が明らかに

      [2009/11/13]

    ドキュメンタリー専門チャンネル「ディスカバリーチャンネル」では、11月15日に最古の人類の発見を記録した番組『今、映像で蘇る人類最古の女性アルディ』を放送する。

    エチオピアで発見されたラミダス猿人のアルディ
    (C)2007 Jay H. Matternes

    同番組は、10月1日にアメリカの雑誌『サイエンス』で発表され、話題となった人類最古の祖先アルディピテクス・ラミダス(ラミダス猿人)に迫ったドキュメンタリー。

    アルディは、1994年にエチオピアで全身骨格が破片の状態で発見され、15年をかけて復元。約440万年前に生きていたされており、女性で身長120cm、体重50キロ、脳の大きさは300~350ccとみられ、これまで最古の人類とされていたルーシーより小さく、チンパンジーに近い。また、丈はチンパンジーより短く、二足歩行に適した骨盤と、土踏まずがなく、二足歩行に適さない足をあわせもつ。

    番組では、この前代未聞の発表を行うまでの経緯を放送する。また、国際調査チームがモーションピクチャーの技術を使って、アルディの骨格から推測されるラミダス猿人の姿を3Dで動かすのに成功しており、歩いている姿も番組内で披露される。

    調査チームの東京大学総合研究博物館の諏訪元教授は「今回の調査は、断片的にしか分からなかったアルディの全貌を明らかにした。これまで考えられていた、猿から人への進化の道筋を変える大きな発見だ」としており、世紀の発見をこの目で見られる貴重な番組といえそうだ。

    番組の視聴方法はディスカバリーチャンネル公式サイトを参照。

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