任天堂は、「ニンテンドーDS」シリーズの新モデルとして、上下画面ともに4.2インチのTFT液晶を採用した「ニンテンドーDSi LL(ディーエスアイ エルエル)」を2009年11月21日にリリースする。価格は20,000円。

11月21日に発売される「ニンテンドーDSi LL」。点線は「ニンテンドーDS Lite」の画面サイズ

「ニンテンドーDS」シリーズは、2004年12月2日に「ニンテンドーDS」が国内で発売されて以来2009年9月末までに、シリーズ累計で2,812万台(全世界では1億1,348万台)が出荷販売されている。今回の新モデルは、「もっと大きな画面で」「みんなと一緒に」DSを楽しみたいというユーザーの要望に応えたもので、「ニンテンドーDS Lite」、そして「ニンテンドーDSi」よりも画面サイズが大幅にアップ(ニンテンドーDS Lite比93%増)しているとともに、広い視野角によって周りの人と画面が共有できるのが特徴となっている。

「ニンテンドーDSi LL」は、遊び心溢れるユニークなカメラやミュージックプレーヤー、そしてインターネット接続といった「ニンテンドーDSi」の機能はそのままに、画面と本体を大きくした「LLサイズのニンテンドーDSi」。本体に格納できる専用タッチペン(約96mm)に加えて、通常の使用するペンに近い長さ129.3mmのタッチペンも附属しており、利用状況に応じて使い分けることができる。

さらに、ニンテンドーDSi本体内蔵メモリにダウンロード購入できるニンテンドーDSiウェアの中から、『ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング文系編』『ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング理系編』『明鏡国語 楽引辞典』の3つのソフトがあらかじめ内蔵されている点も注目しておきたい。

カラーバリエーションは「ダークブラウン」「ワインレッド」「ナチュラルホワイト」の3色が発売時にラインナップされる

「ニンテンドーDSi LL」と「DSi」「DS Lite」とのスペック比較などの詳細については、任天堂の公式サイトをチェックしてみてほしい。