Windowsを使いつづけると、ファイルシステムのデータに断片化が発生し、特にアプリケーションの起動やデータの読み込みで長い時間がかかるようになることがある。
こうした状況を改善するため、Windowsにはディスク全体で断片化したデータを整理し直してアプリケーションの起動時間やデータの読み込み時間を改善するためのデフラグユーティリティが用意されている。ディスクアクセスが遅くなったと感じる場合にデフラグを実行するユーザは多いだろう。
デフラグによってデータの読み書き性能が改善することは以前から知られており、Windowsに標準で搭載されているデフラグユーティリティ以外にも、サードパーティからいくつかの製品が提供されている。そうしたツールのひとつに、Microsoft自身が無償で提供しているContigというツールがある。
Contigが有効な理由とその簡単な利用例がDigital Inspiration、A Better Disk Defragmenter Utility from Microsoft Helps You Defragment Individual Files and Foldersで紹介されている。
それによれば、Windowsのデフラグはドライブ全体をいっぺんに最適化するものの、64MBよりもサイズが小さいファイルについてはデフラグを実施しないという。Contigはファイルやフォルダに対して個別にデフラグを実施するためのツールで、システム標準の相互補完的に利用できる。
Contigはコマンドプロンプトで動作するツール。-vで詳細情報の表示、-sでフォルダの再帰的な処理となる。引数にはデフラグを実施したいファイルやフォルダを指定する。ほかのサードパーティデフラグツールと異なりWindowsの提供しているデフラグAPIを使っているため、実行中に無理やり終了したとしてもデータ破壊が発生しないと説明されている。
なお、こうしたデフラグは古典的な従来の回転円盤ベースのハードディスクに対して推奨されるもので、最近のSSDといったフラッシュメモリベースのディスクには推奨されないという注意書きがある。製品の特性として、これらドライブでは断片化が発生しても性能に影響しないうえに、デフラグを実施するとSSDドライブの寿命を縮めることにつながると説明がある。
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