LSIの日本法人であるLSIロジックは、6Gbps SASテクノロジーに対応したハイパフォーマンスSATA+SASホストバス・アダプタ(HBA)製品として、同社の6Gbps SASコントローラIC「LSISAS2008」を搭載した「LSI SAS 9200シリーズ HBA」を発表した。
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LSI SAS 9200-8e(左)とLSI SAS 921-4i(右) |
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同シリーズの第1弾として内部4ポート品「LSI SAS 9211-4i」、内部8ポート品「LSI SAS 9211-8i」、外部8ポート品「LSI SAS 9200-8e」の3製品を用意。3製品ともに2.6GBpsのシーケンシャルリードと3.0GBpsのシーケンシャルライト、31万7,000のIOPsのスループットレートを実現している。
また、前世代モデルと比較して、SATAおよびSASデバイスの最大接続台数が約2倍となっており、SAS 9211-4iSAS 9211-8iでは、256台のSATA+SAS物理デバイスのストレージ内蔵接続が可能なほか、SAS 9200-8eでは、外付けストレージとの接続用に設計されているため、512台のSATA+SASデバイスが接続可能で、外付けRAIDとJBODエンクロージャを利用する場合、企業は1PBまでのストレージ容量ニーズに応えることができる。
さらに、RAID10に対応したことで、データの可用性も拡張されており、同社のハードウェアRAIDソリューションであるインテグレイテッドRAIDを用いることで、チャネル・パートナは選択可能なRAID0/1/1E/10を使用して、高信頼性ストレージ・システム環境を構築することが可能となる。
