エプソンは、液晶パネル技術3LCD方式採用のオフィリオプロジェクタ新製品として、多機能パワーモデル4機種、モバイルモデル1機種を発表した。多機能パワーモデルラインナップは、明るさ4,000lm/WXGA(1,280×800)表示対応の「EB-1925W」「EB-1920W」、明るさ4,000lmおよびXGA(1,024×768)表示対応の「EB-1915」「EB-1910」。モバイルモデルは、明るさ3,000lmおよびXGA表示対応の「EB-1724」。価格は、EB-1925Wが398,000円、EB-1920WとEB-1915が358,000円、EB-1910が328,000円。EB-1724の価格はオープンプライスだが、店頭予測価格は140,000円前後。

「EB-1925W」

「EB-1920W」

「EB-1915」

「EB-1910」

「EB-1724」

今回発表された新商品は、すべて液晶パネル技術「3LCD」(3原色液晶シャッター式投影方式)を採用。EB-1925W、EB-1920W、EB-1915、EB-1910は明るさ4,000lm、重量約3.4kgと軽くコンパクトな本体を実現。また、USBケーブルで接続するだけで投射を開始する「USBディスプレイ」機能、クールダウンが必要なく、電源オフボタンを押さずに電源コードを抜くことができる「ダイレクトシャットダウン」機能などを備えている。さらに、EB-1925W、EB-1915については、タテヨコ台形歪み補正やフォーカス調整をスクリーンに合わせて行う「かんたんセットアップ」機能、HDMI端子も装備している。

EB-1724は、短焦点レンズを採用した、明るさ3,000mlおよび重量約1.8kgのモバイルプロジェクタ。ソフトキャリングケースが標準添付となっている。USBディスプレイ機能に加え、USBメモリを挿しPCを使わずにプレゼンテーションを行える「PCフリー」機能も搭載。

「EB-1925W」「EB-1920W」

EB-1925W、EB-1920Wの仕様は、有効光束(白の明るさ)/カラー光束(カラーの明るさ)4,000lm、コントラスト2,000:1。液晶パネル画素数は1,280×800×3枚。RGB信号対応解像度(アナログ/デジタル、EB-1920Wはデジタル非対応)はWXGA(リアル対応)、UXGA/SXGA+/SXGA/WXGA+/XGA/SVGA/VGA(リサイズ対応)。ビデオ対応信号はNTSC/PAL/SECAM/D5/DVDコンポーネント。

投射レンズの明るさは1.75~2.42F、焦点距離は24~38.2f、倍率1.6倍。ズームは手動で、フォーカスについてはEB-1925Wが電動、EB-1920Wが手動。

映像入力端子はD-Sub15ピン×2、RCA、Sビデオ。さらにEB-1925WはHDMIも採用。音声入力端子はRCA R/L、ステレオミニ×2。制御入出力端子はRS-232C、USBタイプB、RJ45。サイズは357×257×86mm。重量は、EB-1925Wが約3.5kg、EB-1920Wが約3.4kg。

「EB-1915」「EB-1910」

EB-1915、EB-1910は、液晶パネル画素数は1,024×768×3枚。投射レンズのズームは手動で、フォーカスについてはEB-1915が電動、EB-1910が手動。映像入力端子はD-Sub15ピン×2、RCA、Sビデオ。さらにEB-1915はHDMIも採用。RGB信号対応解像度(アナログ/デジタル、EB-1910はデジタル非対応)は、XGA(リアル対応)、UXGA/SXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA/SVGA/VGA(リサイズ対応)。

重量は、EB-1915が約3.5kg、EB-1910が約3.4kg。他仕様はEB-1925WおよびEB-1920Wと同様。

「EB-1724」

仕様は、有効光束(白の明るさ)/カラー光束(カラーの明るさ)3,000lm、コントラスト2,000:1。液晶パネル画素数は1,024×768×3枚。RGB信号対応解像度(アナログ)はXGA(リアル対応)、UXGA/SXGA+/SXGA/WXGA+/WXGA/SVGA/VGA(リサイズ対応)。ビデオ対応信号はNTSC/PAL/SECAM/D4/DVDコンポーネント。

投射レンズの明るさは1.6~1.7F、焦点距離は16~19f、倍率1.2倍。ズーム、フォーカスとも手動で行う。

映像入力端子はD-Sub15ピン、RCA、Sビデオ。音声入力端子はステレオミニ。制御入出力端子はUSBタイプB。サイズは284×202×65mm。重量は約1.8kg。