FXpansion製アナログモデリング・ソフトシンセ「DCAM Synth Squad」発売

    内山秀樹  [2009/10/22]

    メディア・インテグレーションは、リアルスティックなドラム音源「BFD」の開発元として知られるFXpansion社のソフトウェア・シンセサイザー「DCAM: Synth Squad」を発売した。同社オンラインストア価格は3万4,440円。

    本製品は、「Strobe」、「Cypher」、「Amber」といった3つのアナログモデリングシンセサイザーと、それらをレイヤー可能なサウンド・デザイン・プラットフォーム「Fusor」を、ワンパッケージにバンドルしたもの。同社先進のモデリング技術により、ビンテージ機器の回路をコンピューターの中に再構築し、本物のアナログ・シンセサイザーを演奏した感覚を味わうことができるソフトシンセサイザーとなっている。

    Strobe

    同ソフトは、ライブ演奏に最適なパフォーマンス・シンセサイザー。1オシレーターの典型的な減算型アナログシンセ・サウンドを手軽に素早く作れるよう設計された音源部に、柔軟なマルチモード・フィルターとアルペジエイターなどを搭載する。また、イントゥルメントとしてだけでなく、その回路でオーディオ信号を処理できるオーディオ・エフェクトプラグインとしても利用可能だ。

    DCAM: Synth Squadに同梱された3つのソフトウェアシンセサイザーは、いずれもオールド・スクールなアナログ機材の重く、パワーにあふれたサウンドを生み出すことが可能

    Cypher

    同ソフトは、相互にモジュレート可能な3つのオシレーターを持つアナログFMシンセサイザー。アルペジエイターをはじめ、デュアル・フィルター、ウェーブシェイパー、TransModモジュレーション・システムなどの多彩な機能を備え、コンテンポラリーなモノ/ポリサウンドから抽象的なテクスチャー、エフェクトまで、様々なサウンド・バリエーションを簡単に生み出すことができる。

    アナログFMシンセサイザーの「Cypher」

    Amber

    同ソフトは、70年代風のサウンドを生成するストリング・シンセサイザー。ディバイド・ダウン方式のオシレーター構成に、モデリングされた3つのビンテージ・コーラスとフォルマント・フィルターを組み合わせたつくりになっており、ひとつのボイスで鍵盤上の96のノートをコンスタントに発音可能。サイケデリックなストリングスやパッド、オルガンから、ベース、リード、キーボード/ピアノ音色や、表情のあるアンビエントなサウンドまで、幅広いサウンドメイキングが行える。

    古典的ストリング・シンセサイザーの「Amber」

    Fusor

    同ソフトは、D-CAMに同梱された3つのシンセサイザーを複数ロードして、レイヤー可能なサウンド・デザイン・プラットフォーム。Fusor上でも、別途LFO、エンベロープ、Animator、アルペジエイター/ステップ・シーケンサー、高品位な内蔵エフェクトなどの設定可能となっており、単体での各シンセサイザーの設定を超えた音作りを実現する。なお、シンセ、エフェクトの間でコントロール信号をルーティングすることもできる。

    サウンド・デザイン・プラットフォーム「Fusor」

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