ADI、単一3.3V電源で出力駆動可能な6チャンネル・ビデオフィルタを発表

      [2009/10/21]

    Analog Devices(ADI)は、6チャンネル・ビデオ再構成フィルタ「ADA4424-6」を発表した。すでにサンプル出荷を開始しており、パッケージは38ピンのTSSOPを採用。1,000個受注時の単価は1.49ドルとしている。

    同製品は、+3.3V単一電源で動作するオンチップ・チャージポンプ回路を搭載した再構成フィルタで、民生用マルチメディア機器や業務用機器でのコンポーネント・ビデオの優れた特性を実現することが可能となる。これにより民生用メディアプレーヤや業務用ビデオシステムの設計者は、標準画質(SD)から高精細画質(HD)までのビデオ信号をフィルタ処理し、出力を駆動することが可能となる。

    3個のSDチャンネルと3個のED/HD(拡張画質/高精細画質)チャンネルを持ち、平坦な周波数応答が特長するほか、1080p準拠のメディアプレーヤとレコーダに必要とされる、ピーキングなしの0.1dB以下の通過帯域平坦性を提供している。

    輝度チャンネル(Y信号)は、最大1.1VまでのDC入力オフセット電圧を検出して取り除くための4個の異なるモードがあり、出力ピンのDCオフセットをなくすことができる。また、EIA CPR-1202仕様で定義されるS1/S2シグナル伝達と、EIAJ CP-4120規格で定義されるD端子インタフェースをサポートしている。

    さらに同製品のSDチャンネルは6.75MHzまで平坦な周波数特性動作を実現し、SDフィルタリング用に2個の5次バターワース・フィルタを内蔵している。SD部分は、コンポジット・ビデオ・ベースバンド信号出力用にY/Cチャンネルの内部加算機能も内蔵。ED/HDチャンネルは3個の5次バターワース・フィルタで構成され、13.5MHzおよび30MHzの周波数まで、標準的なピーキングは0.1dB以下で出力する。

    加えて、出力がグラウンドより1.4V以下まで振れることを可能にする集積チャージ・ポンプ回路がついているため、大きなカップリング・コンデンサは不要なほか、出力ドライバ回路は固定ゲイン6.2dBのレールtoレール出力を特長としている。各出力は直列二重終端75オーム・ケーブル(150オーム負荷)を2個同時に駆動することができ、フィルタ/バッファ部分は3.3V単一電源で動作。D端子とS1/S2シグナル伝送のサポート用に、専用の5V電源ピンも内蔵している。

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