ホンダ、大型クルーザー「シャドウ ファントム750」「シャドウ750」ABS仕様

ホンダは、「シャドウ ファントム 750」と、既存モデル「シャドウ 750」のカラーリングを変更、ABS搭載モデルを追加した11月9日より発売する。価格はシャドウ ファントム 750が82万9500円、シャドウ 750が88万2000円、シャドウ 750ABSが95万5500円。

シャドウ ファントム750は、ボディ全体と前後ホイールやサスペンションにブラックの塗装を施すことで、ワイルドで躍動感あふれるスタイリングとした。ロー&ロングボディに、ティアドロップ形状の燃料タンクとスリムなダブルシート、ショートタイプの前後フェンダーなどを採用した。

エンジンには水冷4ストロークOHC V型2気筒750ccエンジンを搭載、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の採用により、スムーズで上質な走りを実現しているという。エンジンのカラーリングはブラックを基調にシリンダーヘッドカバーをマットシルバーとして、V型2気筒エンジンの美しい造形を際立たせている。ライディングポジションは650mmと低いシート高や、ショートタイプのハンドルバーの採用で市街地での取り回しやすさとスポーティ感を両立しているという。

主な仕様は、全長2,405mm×全幅825mm×全高1,090mm、ホイールベース1,640mm、シート高650mm、車両重量250kg、水冷・ 4ストロークOHC 3バルブV型2気筒エンジン、745cm3(ボアφ79×ストローク76mm)、最高出力32kW (44PS)/5,500rpm、最大トルク62Nm(6.3kgm)/3,500rpm、5速リターン、セルフ式スターター、タンク容量 14L、タイヤ:前120/90-17M/C 64S 後160/80-15M/C 74S。

シャドウ 750には新たにABS搭載モデルを追加。リアブレーキペダルの操作により、前後輪に制動力を効果的に配分するコンバインドブレーキシステムと、急制動時の車輪ロックを回避し、より車体を安定させるABSを組み合わせたコンバインドABSを採用している。また、リアブレーキは従来のドラムブレーキからディスクブレーキに変更した。ボディカラーではスタンダードモデルとABSのモデルの両方に新色のパールコスミックブラックを追加し、2色展開とする。