フェンリルは15日、同社のWebブラウザ「Sleipnir」の最新版となる「Sleipnir 2.9」をリリースした。同社Webサイトからダウンロードできる。対応OSは、Windows 98 / 98SE / ME / 2000 / XP / Vista / 7。

Sleipnir 2.9では、Windows 7に対応し、Internet Explorer 8同様の互換表示切替機能を新搭載。起動なしでIE7互換モードに切り替えることができ、バージョンによるWebレイアウトやデザインの崩れなどが補完できる。

また、Windows 7の新機能ジャンプリストへの対応、ユーザーからの要望が多かったという履歴検索機能、Bing、NAVER、コトバンク、Weblioなどの検索エンジンを新たに追加している。そのほか、不要な処理を削減して動作の高速化、不具合の修正などの改善も行われている。

Sleipnir 2.9の起動画面。デフォルトスキンの「elegance 」。

ジャンプリストでのSleipnir 2.9

互換表示切替機能