AndroidでGoogleとVerizonが提携 - オープンネスでiPhoneに対抗

 

米Verizon Wirelessと米Googleは10月6日 (現地時間)、Androidプラットフォームでの提携を明らかにした。信頼性・安定性に優れるVerizonのネットワークの特長を生かした端末/ サービス/ モバイルアプリケーションを開発。またマーケティング、製品の流通やサービスでも協力する。VerizonのAndroidプラットフォーム参入により、米国では同社とT-Mobile USAの2社からAndroid携帯が販売されることになる。

Google CEOのEric Schmidt氏(左)とVerizon Wireless CEOのLowell McAdam氏

Verizon Wirelessは米国におけるサービスを「国内最大、そして最も信頼性の高い3Gネットワーク」とアピールしており、実際にユーザー満足度では常に上位にランキングされている。米国ではAT&Tが独占的にiPhoneを販売しているが、ネットワーク品質を理由にAppleとVerizonの契約を望むiPhoneユーザーの声が絶えない。

VerizonとGoogleは共同で、3G/4Gネットワークに適したAndroid携帯のフォームファクタを検討してきたという。その成果となる最初のAndroid携帯が、数週間中に全米のVerizon Wirelessの小売店およびオンラインストアで発売される。同端末には、2社およびサードパーティのアプリケーションがプリインストールされる。

Android Market、Google Voiceもサポート

同日に行われたカンファレンスコールで、Google CEOのEric Schmidt氏はVerizonとの提携の理由として「オープンネスをけん引する姿勢」を挙げた。交渉開始時はVerizonが旧来の閉じた通信事業者であると想定していたが、18カ月におよぶ交渉と共同作業を通じて、そのイメージは180度かわったという。

米国ではFCCチェアマンのJulius Genachowski氏がネットの中立性のガイドラインとオープン・インターネット規定を設ける計画を明らかにしたばかりだ。こうした行政機関の介入を和らげるために、米国ではいくつかの通信事業者が率先してオープンネスの方針を打ち出しており、Verizonはその筆頭と言える。

カンファレンスコールでVerizon Wireless CEOのLowell McAdam氏は、同社が提供するAndroid携帯からAndroid Marketへのアクセスが可能になることを認めた。また、AppleがApp Stoerへの登録を認めていないGoogleの音声通信管理サービス「Google Voice」についてもサポートする考えを示した。

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