クララオンラインとライド(ラディックスグループ)は29日、ホスティング事業分野での業務提携を発表した。合意に基づき、クララオンラインが持つ共用ホスティングサービス事業をライドへ譲渡。両社、得意分野の拡大・強化を狙う。

業務提携にともない、クララオンラインは2009年12月1日をもって、同社が持つ共用ホスティングサービス事業をライドに譲渡する。本件の譲渡によって、ライドは共用サーバ「Speever(スピーバー)」事業の拡大を目指す。クララオンラインは、専用サーバや仮想化、複合型構成などエンタープライズ市場に向けたホスティング事業に集中する。

ラディックスグループは全国9都市に16拠点、クララオンライングループは日本・アジアを中心に5カ国9個所のデータセンターを運用する。業務提携によって両社は今後、それぞれの得意分野や各エリアの強みを活かしたサービス提案を行なえるようになるとしている。